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2006年8月16日 (水)

舞台監督の仕事

13日の日曜日”JCB JAZZ NIGHT IN OSAKA BLUE NOTE”というジャズライブのイベントの舞台監督を行いました。3バンド、ミュージシャン18人の出演でした。ジャズコンサートやライブにおける舞台監督とは一体何を行えばよいのでしょうか。何度か行ってきた私のささやかな経験に基づいて少し考えてみたいと思います。私の考える舞台監督の仕事、これら全てをいつでも行わないといけないわけではありませんが(プロデューサなど他の人が担う場合もある)網羅してみました。不十分な点があると思いますが一応の試論です。

舞台監督は基本的に舞台袖に張り付き、助手に指示や確認、連絡のために舞台と楽屋などを走り回ってもらいます。気はしの回る助手を得ることが、成功の鍵ともいえます。今回は助手の伊藤さんの素晴らしい働きがあり、進行中そうとうの遅れが出たものの、ぴったり5時開演、7時20分終演の時間通りに進行することができ、高い評価を得ました。

舞台監督として要求されるものを下記に列挙してみます。

■舞台の構成

  • どのようなバンドを、どのようにステージに視覚的にもサウンド的にもバランス良くセッティングするか。

■音響のチェック

  • ①演奏者の意図が上手く伝わり、会場でもバランス良く聞こえるようになっているかチェックする。
  • ②演奏者に、上手く自分たちの音がフィードバックされているかどうかチェックする。

■進行表のチェック

  • ①演奏時間の進行を進行表上でのチェック
  • ②司会者と司会内容の打ち合わせ、進行の確認をする。
  • ③板付きか、舞台への出とハケの場所及びタイミングを検討する。
  • ④照明については、曲イメージの指示、ピンスポットなどの指示を進行表に盛り込む。
  • ⑤音響への指示を進行表に盛り込む。

■リハーサルでのチェック

  • ①リハーサルで、進行表通りに進行させ、実情に合わせて手直しをする。
  • ②曲の長さを測る、実際の演奏時間で全体の長さを再計算する。
  • ③出・ハケのタイミング良いか検討する。
  • ④司会のタイミング内容が適切か検討する。

■本番でのチェック

  • ①進行に支障の無いよう、出演者のスタンバイを確認する。
  • ②スムーズな出とハケを行う。
  • ③予定時間通りの進行をする。
  • ④進行の時間管理をチェックする。常に現時点で何分遅れか早いか掴む。
  • ⑤進行の遅れが出た場合演奏者あるいは司会者に必要指示(演奏時間の短縮など)をする。
  • ⑥上記の遅れが酷い場合、曲のカット、司会のカットなどを指示する。
  • ⑦突発事の対応をする(演奏者からの要求・指示をつかむ)
  • ⑧終演時間を守る

■楽屋周り

  • ①楽屋割りを行う
  • ②楽屋の管理をする
  • ③弁当の手配
  • ④ギャランティの支払い
  • ⑤後かたづけ

以上

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コメント

初めまして
ステージ監督の仕事内容について
調べています

先日、ステージ監督の仕事を
初めて任されましたが
お叱りを受けてしまいました。

私がやった内容は
①演者さんの袖入り指示
②転換時の機材の搬入、ハケ
③ MCと演者さんの橋渡し

PAさんと照明さんは
まったくキューだせませんでした。
PAさんは真横で私が指示ださなくても
よかったように思いました。
照明さんはオートでオペレーターさんはいませんでした。

そんな時はどうしたらいいのでしょう。

そして、何が足りなかったのでしょうか。
教えて頂ければ嬉しいです。
よろしくお願いします(T ^ T)

投稿: 瑞穂 | 2012年10月15日 (月) 10時24分

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